Artist
本名Nathaniel Thomas Wilson。Juice Crewのメンバーとしてキャリアをスタートし、複雑な多音節韻(マルチシラビック・ライミング)とマフィア映画的な物語性を融合した「マフィオソ・ラップ」の始祖。1995年のソロデビュー作『4,5,6』(Cold Chillin' / Epic Street)は全米R&B/Hip Hopアルバムチャート1位を獲得。Nas、Jay-Z、Notorious B.I.G.、Eminem、Big Punといったヒップホップ史を代表するMCたちに絶大な影響を与え、「君のお気に入りのラッパーの"お気に入りのラッパー"」と称される。DJ Poloとのコンビ解消後のソロ第一弾「Fast Life」(feat. Nas)は世代間の松明の受け渡しを体現した歴史的共演として語り継がれる。
日本との関わり
日本のDJカルチャーとアンダーグラウンドHIPHOPシーンに決定的な影響を与えた。Salaam Remi制作のプロモ盤限定「Fast Life (Norfside Remix)」は日本のレコードコレクターの間で「激レア盤」として現在も高値で取引される。2008年には日本人プロデューサーDJ Munariのアルバムで般若と共演した「DEAD OR ALIVE」を発表し、日本のラッパーとの直接コラボを実現。ZEEBRAやBUDDHA BRANDらが構築した日本語ラップのリリシズムと韻踏みの哲学にも深い影響を残している。